無事に洗濯機の設置が完了!これで一安心…と、その前に、必ず最終チェックを行いましょう。設置後の確認を怠ると、後々水漏れや騒音、故障などのトラブルに繋がる可能性があります。新生活を快適にスタートさせるために、以下のポイントを確認してください。まず最も重要なのが「水漏れのチェック」です。給水ホースの接続部分(蛇口側と洗濯機側)と、排水ホースの接続部分(排水口)から水が漏れていないかを、実際に水を通して確認します。給水栓をゆっくり開け、洗濯機の試運転(洗い、すすぎ、排水、脱水の一連の動作)を行います。試運転中および運転後に、各接続部分にタオルなどを当てて、水が滲んできたり、垂れたりしていないかを入念に確認しましょう。特に給水ホースの接続部分は、水圧がかかるため念入りにチェックします。次に、「洗濯機本体の動作確認」です。試運転中に、洗濯槽が正常に回転するか、異音や異常な振動がないかを確認します。特に脱水時には振動が大きくなるため、本体がガタついたり、大きく動いたりしないか注意深く観察しましょう。もし異常な振動や騒音がある場合は、本体が正しく水平に設置されていない可能性があります。再度、水準器を使って水平を確認し、調整脚で調整し直してください。「排水の確認」も重要です。試運転で排水が行われる際に、排水ホースからスムーズに水が流れ、排水口で溢れたり逆流したりしないかを確認します。排水ホースが折れ曲がっていたり、排水口にゴミが詰まっていたりすると、排水不良の原因になります。「アース線と電源プラグの接続確認」も再度行いましょう。アース線がアース端子に確実に接続されているか、電源プラグがコンセントにしっかりと差し込まれているかを確認します。緩んでいると、接触不良や感電のリスクがあります。「設置場所周りの最終確認」も忘れずに行いましょう。洗濯機本体が壁などに接触していないか、給水・排水ホースが無理な角度で曲がっていないかなどを確認します。壁に接触していると振動音が伝わりやすくなりますし、ホースに負担がかかると劣化を早める原因になります。これらのチェックを行い、全て問題ないことを確認できれば、洗濯機の設置は本当に完了です。最初の確認が、後々の安心に繋がります。
洗濯機設置完了後に必ず確認すべきこと