念願の洋式トイレ改修私の体験記

実家のトイレが長年和式で、高齢になった両親が使うのが大変そうだと感じていました。特に祖母は膝が悪く、和式での立ち座りが大きな負担になっていたのです。「いつか洋式にリフォームしたいね」と話してはいたものの、費用のことや工事の手間を考えると、なかなか踏み出せずにいました。そんな時、たまたま自治体の広報誌でバリアフリー改修の補助金制度があることを知りました。これなら、少しは負担が軽くなるかもしれない。そう思い、両親とも相談し、本格的にリフォーム計画をスタートさせることにしました。まずは情報収集と業者さん探し。インターネットで近くのリフォーム会社をいくつかピックアップし、実際に話を聞きに行きました。和式から洋式へのリフォームは、思った以上に工事が大掛かりになることを知りました。床を解体して配管を移動させ、段差もなくす必要があるとのこと。費用も、便器代だけでなく工事費がかなりかかりそう。3社から見積もりを取り、一番親身になって相談に乗ってくれ、補助金申請のサポートもしてくれるという地元の工務店さんにお願いすることに決めました。便器は、両親の希望で、温水洗浄と暖房便座付きで、手すりも設置できるタイプを選びました。壁紙や床材も、明るく掃除しやすいものを選定。補助金の申請手続きは少し手間でしたが、工務店さんのアドバイスのおかげで無事に受理されました。工事期間は約3日間。その間、仮設トイレを使わせてもらいましたが、やはり少し不便でしたね。でも、職人さんたちが丁寧に作業を進めてくれる様子を見て、完成が待ち遠しかったです。そして、ついに完成!見違えるように明るく清潔になったトイレを見て、家族みんなで感動しました。何より、祖母が「楽になったわぁ」と嬉しそうに言ってくれたのが一番でした。費用は、補助金を利用しても最終的に約40万円ほどかかりましたが、両親や祖母の負担が減り、安心してトイレを使えるようになったことを考えると、本当に価値のある投資だったと感じています。もし同じように悩んでいる方がいたら、補助金制度などを調べて、一歩踏み出してみることをお勧めしたいです。